日本土壌肥料学会九州支部会の開催と講演など
12/11-12、日本土壌肥料学会の九州支部大会が九州沖縄農業研究センター(熊本)で開催されました。
一般講演において、SDB研と(株)ひろば様の連名で「酵素入り馬糞堆肥の評価」というタイトルで発表させて頂きました。
①花(ストックとカンパニュラ)の栽培試験(地上部の生育、根の生育と活性、土壌の生物性)の結果、②77種類の資材の病害抑止力の面から一括評価した中での馬糞堆肥の位置、③堆肥の腐熟度評価結果についてお話しさせて頂きました。
更に、サロンで「堆肥の品質について」の話題提供を行いました。
SDB研では年間数百点の土壌分析を行い、生産者へ土づくりへのアドバイスを行っていますが、その中で生産者の相談を聞いていくうちに、作物の生育が良くない原因として堆肥の品質が影響している可能性もあるかもしれない。きちんと調べて考えていく必要がありそうだという事をお話しさせて頂きました。
本大会は、九州各県の農業試験場や大学および肥料会社やJAなどの企業様が集まり、一般講演27題と、サロンでは2つの情報提供が行われました。
懇親会もほど良い規模の集まりで、皆が自己紹介する事も出来、和やかに情報交換ができました。
とても有意義な2日間でした。
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