戦後、化学肥料・化学農薬が開発され、生産性は飛躍的に向上しました。しかし、その一方で土は少しずつ少しずつですがやせ細ってきています。
そして近年、SDG‘s、持続可能な農業生産について議論が始まりました。
ようやく人類は、化学肥料・化学農薬を使った農業生産を続けていては、土がやせ細ってきていずれ行き詰る、持続可能ではないことに気がついたのです。
農林水産省は「みどりの食糧戦略」において化学肥料・化学農薬を大幅に削減し、有機農業の取組面積を耕地面積の25%まで上げることを目標として掲げました。
土づくりを改めて見直す必要があります。
従来の土壌診断では、化学分析で、肥料をどれだけ施用すれば目の前の生産性が維持できるかを判断でき、目先の生産は維持できます。
しかし、化学肥料・化学農薬の連用により土はますますやせ細っていく一方です。
やせ細った水田では、少しの環境変化にも対応できず収量・品質に影響が出やすくなります。やせ細った畑では、病害虫の発生が多くなります。
土づくりを見直し、地力・肥沃度・土の豊かさについて考えてみませんか。土の生物性の面からの診断を行い、もう一度健康で豊かな土へ戻していきませんか。
今、持続可能な農業生産のために豊かな土への回帰が求められています。
時間と手間はかかりますが、一緒に土の健康を取り戻すことを始めてみませんか。
土壌診断用バイオセンサー研究会代表橋本 好弘
事業内容
外から侵入してくる微生物を抑え込む力から、病害発生の危険性を評価します。
土の豊かさ・肥沃度を上層・下層の土壌微生物の呼吸活性から予測収量を算出し、推定します。
根圏の微生物活性から根の活力を評価します。
微生物資材や有機質肥料などの特性を把握し栽培・生育・土壌試験などを実施します。
研修・講習会・現地勉強会・営農指導など定期的に行なっております。
会社概要
事務所名 | 合同会社土壌診断用バイオセンサー研究会(SDB研) |
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設立 | 令和3年4月1日 |
代表者名 | 橋本 好弘 |
住所 | 〒848-0122 佐賀県伊万里市黒川町福田745-1 |
電話番号 | 080-5009-2119 |
会社沿革
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2001年7月
サカタのタネに転職、有効微生物活用プロジェクトチームに配属、土壌診断用バイオセンサーの企画立案
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2002年4月
東京工科大学・産総研と共同研究開始
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2003年11月
基本特許出願
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2004年3月
試作機発表
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2006年5月
製品モデル発表
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2012年5月
プロジェクト解散・研究開発の一時中断
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2017年10月
水田土壌に対する応答試験開始
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2019年10月
成果発表(日本微生物生態学会)
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2020年5月末
サカタのタネを退職、6月個人事業主として事業化準備
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2021年4月1日
「合同会社土壌診断用バイオセンサー研究会(SDB研)」設立
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2022年6月
成果発表(日本土壌微生物学会)
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2022年10月
佐賀県のアクセラレーションプログラムに採択