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根圏微生物活性評価事例 ⑶有機質肥料と化成肥料の比較

6月11日(日)千葉大学にて開催された日本微生物学会にて発表した内容の一部を公開します。

有機質肥料と化成肥料の施肥が根圏微生物活性に及ぼす影響を調べました。

有機質肥料区の方が、毛細根がより発達し、土を多く抱き込む傾向が認められました。

有機質肥料の方が、根圏微生物活性が高まる傾向が認められました。

(ホウレンソウの播種後3回(28日目、55日目、84日目)の調査で)

また、収量はほぼ同等となりました。

土壌微生物の菌数測定の結果は、有機質肥料区で細菌数が高く、A/F値(放線菌数/糸状菌数)とB/F値(細菌数/糸状菌数)の値が高くなっており、

土壌環境が良くなっている傾向が認められました。